スマートゴミ箱(原宿表参道欅会商店会の事例)と渋谷駅周辺ゴミ問題の解決策

ゴミ箱からあふれる光景

渋谷駅周辺のごみ問題けっこういろいろ言われていますね。私も「もう限界だから公共ゴミ箱置こう」と議会提案したことあるし(2019年以降)、他の議員からもスマートゴミ箱などの提案が出ます。

今日たまたま表参道欅会商店街の「SmaGO」(スマゴ)の事例を伺うことができました。最初に設置した事例として有名です。

〇しくみ

センサーでゴミ箱の中を管理し、あふれそうになったら圧縮(太陽光発電利用)。このゴミ箱を商店街で設置、その広告収入でゴミの回収・処分費用やメンテナンス費を賄う仕組みです。
ヘラルボニーさんのデザインも秀逸で、広告主からも地域貢献とダイバーシティへの取り組みとして好評を博しているとか。

〇経緯は?

もともと欅会でゴミ箱の設置・管理と表参道の清掃をやっていたのが、ゴミがあふれ費用負担も大変になったということでした。
2台先行試行し、うまくいったので展開しているということでした。

〇トラブル等は?

多少センサーが働かないなどのトラブルはあったようですが、それ以外は上手くいっているみたいです。
素晴らしいですね!


〇私の見解

基本的に今まで繁華街の美化清掃は、少なくとも渋谷では来街者を招き入れる商店街等がやるものと整理されてきました。

ところが、商店街の加入率は落ち(=人手も財政も厳しくなり)、またゴミも増え、対応に限界が来ているのも事実です。
(商店街に加入していない店舗は商店街や地域の清掃活動・パトロール・照明などの環境向上努力にただ乗りし、経費が浮いた分を利益に回しているという見方もあります)

この状況に知恵を使って対応したのが「SmaGO」(スマゴ)の事例だと思います。素晴らしい成果です。
ただ、これが渋谷駅周辺などに導入されたら全部解決するかというとキャパシティ的に難しいかもしれません。

いずれにせよ、ポイ捨てゴミ問題は捨てた当事者が100%悪い話であって、それを商店街などの地域団体・住民と行政(都・区)が知恵と費用と人手を出し合って解決するしかないですね…

解決策は?

繰り返すけど捨てた当事者が100%悪いです。
ただ、文化や習慣が異なるインバウンド観光客に、モラルを期待しても解決には近づきません。

モラルに頼らずとも街がきれいに保たれる仕組みを、いかに受益者負担を中心に構築できるか。広告収入によるスマートゴミ箱の運用はその一例ですが、それで地域性が異なる各繁華街すべてが解決できるとも限りません。

その意味で、

  • 生産者責任に類する「テイクアウト店(商店街非加盟店も多い)のごみ回収」
  • 排出者責任を求めごみ量を直接減らす効果が期待できる「ポイ捨て罰則」
  • そして広告収入や受益者負担を無理のない形で求めて財源の一部とした「公共ゴミ箱」

これをセットで進めるべきです。

上の2つは2025年の12月議会で達成できました。あとは公共ゴミ箱、がんばります!